本と調味料

ゴールデンウィークが終わったらば次の祝日は遠く、ただ週末、土日を待ちわびる生活スタイルに切り替わるのであり、さらに来週には引っ越しが控えなんかもう荷物の整理とか次の部屋の準備とかめんどいなぁっつって、渋谷区から新宿区に移るわけであり転入やら転出やら各種届出や、カードとかいろいろ住所変更もあれやこれやしないといけないしめんどいなぁっつって。ということで荷物の整理など全く行っておらず、っつってもそもそも荷物無いし見積もり査定に来た引越し屋さんに「荷物少ないですね」って鼻で笑われるシンプルライフなおれ、ダンボールに入れるのはぐらいしか無い。

引っ越しっつうのはお金がかかるのであり、当方に持ち銭は無い。家賃に加え敷金礼金仲介手数料保険や保証会社、鍵交換代や保険なんつってえらい金かかるのであり、そこからまた部屋に入った後のものも揃える必要がある。それはたとえば冷蔵庫が無いとビールが冷やせないし鶏卵も腐ってしまう、3合炊いた米を冷凍することもできず一晩で3合もの米を消費しなければならず太ってしまうリスクも生じる。また、ローテーブルが無いと珈琲を絨毯の上に直に置く事となりちょいとこぼすものならシミになること間違いなく、どんぶりに入れた3合の米も絨毯の上に直となりお箸を置けず大変不便である。インターネッツも引っ張らないと。つまりは購入を予定するもので冷蔵庫、ローテーブル、その他電子レンジやトースター、つっぱり棒やシャワーカーテンを用しこれまた金がかかる。当方に持ち銭は無い。

経済の話をしよう。自分の財布とは収入と支出により成り立ち、収入が支出を上回ると預貯金等の余剰があり、支出が収入を上回ると赤字、債務をかかえ闇金融を奔走する羽目となる。赤字にしないためには収入を増やすか支出を抑えるしか無いのであり、サラリーマン奉行のおれ、収入は限られている。前述の必要素材を揃えるためには支出を抑え余剰を生み出し、つまりはバッファをクリエイティブして他に支出をあてるしか術はない。

当月は吝嗇に勤しむ。飲みの誘いは全て断りあいつはツレないやつだとレッテルを背負うことよろしく、パチンコ競馬ポーカーを控え、食は米と味噌を舐める。問題は土日である。土日の時間をどう使うか。本を読み珈琲を飲み、その程度に抑えることでなんとか過ごせないかしらん、とやはりチャリをこいでやってきたのは新宿三丁目、末広通り端っこらへんのビルを地下に降りるとcofee fragileである。

カウンター7席とテーブル3席のバー風な佇まいには暖色の照明、バーでいうところの各種リキュールがおいているところにはレコードやCDを並べて、なんかジャズっぽいのが流れていて良さがあります。ムーディーで店員さんはイケメンひとり、人当たりがよく素敵。なんていうの、ビーカーみたいなやつで一杯々々コーヒーを淹れており良さがある。店内には何人かいてたけれどもこれを書いている間にカウンターに座っている女性ひとりだけとなりうふふふ。しかし当月は吝嗇に勤しむのであり吝嗇に勤しむのである。時間はまだ夕方前でどうしよかしらん。帰って本と調味料をダンボールに梱包しようかしらとおれ、レモンフレーバー香るエチオピアモカ(500円)を飲む。

IMG_5827