パンナコッタ

お馬さんが好きである。というのはつまりは競馬が好きってことで、動物園にいる馬が好きとかではなく、はたまたディスカバリーチャンネルでライオンに食われるシマウマさんが好きなわけでもなく。つまりはこのレースはこのお馬さんたちが出走して、このお馬さんは前のレースどうだったとか、今回はこういうメンバーだからこれがこれでどうなってこうこうなるのでは?みたいなことを考えるのが楽しいわけであって、たまに渋谷ウインズや新宿ウインズに馬券を買いに行ったり府中競馬場に行ったりするわけで。1ヶ月も前から考えていたレースがいざ始まると1分ちょいで終わることもあったり、結果がわかりやすく、ドラマがあったり驚きの展開になったりするのでわくわくどきどき。

当たらない。しかし当たらない。当たらぬのはつまりはおれが考えていたようなレースにならないわけで、大穴を狙ったりすると本命が来たり本命ガチガチで狙うと穴が来たり散々たる結果になるのが常であり、すなわち馬券センスというのが皆無なのである。すると当然財布の中身がか細くなり明日から麦、稗、粟を食べないといけなくなるのも慣れたもので。ここで、じゃぁお金かけなかったりいじゃん、予想するだけで楽しいんでしょ?という標準語でのご質問はお控えいただきたく。もちろんお金をかけなければ財布が痩せることはなく米を食べることができるかもしれない。しかし当たれば米に加えて牛肉、鶏卵、トマトに加えてパンナコッタ等デザートまでつけられるのであり、おれはパンナコッタが食べたいから。パンナコッタを食べたいうえにトゥイッターで当たったことが自慢できるから。当たったお金でパンナコッタ食ってるぜ、ってただ自慢したいだけなんです。その気持ち、君に届け。

今日はフェブラリーステークスという大きなレースがあり、砂の王様が決まると同時に5月にある世界最高峰のレースへも通じる素敵なレース、ということで足を運んだのは新宿ウインズ、人気薄を狙い馬券を購買。がんばれワンダーアキュート。パンナコッタをおれに食わさせてくれ。つって無事馬券を購買したらばやはりコーヒーでも飲むかっつって、チャリにまたがり新宿伊勢丹の横らへんにある「檸檬」なる喫茶店。店の前にはサイフォンコーヒーが飲める店とあり、やはりヒーコーはサイフォンで飲みたいよね、と。1階は禁煙で2階は喫煙となり、当然2階へ行ったらばおばちゃんが接客しているわけで客はまばら。うるさくなくて大変よいねと昼下がり。って言ってるあいだにレースが終わったようで当然はずれるわけで、ワンダーアキュートはどこへやら。それもまた競馬さ、パンナコッタが食べられなくてもいいんだ。来週こそはパンナコッタをと考えておれ、ブレンドコーヒー(550円)を飲む。

IMG_5598